その先の夢

ちまがちまちまと綴る

本を買うことと読むこと【再掲】

ある晴れた昼下がり、わたしは本を買った。

 

わたしが通う大学の敷地内には小さな本屋さんがあり、学生証を提示すればいくらか安く購入することができる。

そこには参考書や新書のみならず、小説やライトノベル、雑誌にマンガとあらゆるジャンルの本が並んでいて、時間ができるとついその本に囲まれた狭い空間を求めて足を運んでしまう。

 

 

その日も同じだった。

 

特に欲しい本があったわけではないが、次の授業まで時間が空いていたので何気なくその本屋さんに入った。

 

 

出てきたときには、3冊の本が入った袋を持っている自分がいた。

 

 

 

わたしは本が好きだ。

 

いや、正確にいうと、本を「買う」ことが好きなのだ。

本屋さんという 様々な物語が秘められた空間のなかで、目についた本をぱらぱらと捲ってみる。取り揃えが豊富なおかげか、気付かないうちに長居してしまうせいか、そうしていれば必ず1冊は心を惹かれる本に出会える。表紙か、タイトルか、たまたま開いたページから聴こえる波の音か、わたしが何に心を惹かれているのかはわたし自身分からない。けれど、「この本を読んでみたい!」と思う気持ちが胸の奥で鳴り響く。

その感覚が好きなのだ。

 

 

しかし実際に買ってきても、わたしはその本たちを一向に読み始めようとしない。

本を読むことが苦手なのである。

 

なんという矛盾だろう。本を買うのは好きなのに、本を読むのは苦手。買って、それを自分のものにしたことに満足してしまうというのだ。しかし、そもそも本は、読むために買うのではなかろうか。読まない本を買うというのは、ただのお金の無駄遣いではないだろうか。

実際、3冊を新たに手に入れたわたしの家には、いまだ読み切っていない本が11冊もある(頂いたものを含む)。本を読み切れていないのに次の本を購入してしまうというのは、経済面から見ても反省すべきことではあるが、しかしわたしにとってそう簡単にやめられることでもないのだ。

 

振り返ってみれば、元々わたしは本を読むことが好きな子供であった。実家にあった1人がけのソファに腰掛け、家族が寝静まる深夜11時に、1人で分厚い本を何日もかけて読み進めるのが大好きだった。

 当時小学生だったわたしが読んだのは専らファンタジー小説だったが、日常生活では経験できないことを物語の中で“疑似体験”できたということもあり、いま振り返っても大切な時間である。

 

 

しかし、年を重ねるにつれて本を読む機会が少なくなってきた。

 

小6で、周りに遅れをとりつつもDSを買ってもらい、初めて「ゲーム」というものに触れた。

「嵐」を好きになり、テレビを見る時間が急激に増えた。

加えてウォークマンを買ってもらい、音楽を聴くことに時間を割くようになった。

中学にあがり、部活動や生徒会活動などで以前よりも時間がなくなった。

高校合格が決まり、それまでウェブ閲覧の規制により電話とメールしかすることのできなかったガラケーからスマートフォンに買い換え、いつでもネットをすることが可能になった。

TwitterやLINEを始め、そのおもしろさにハマりSNSに依存するようになった。

高校に進学し、以前より部活に掛ける時間が長くなった。

 

 

 そういうことを言い訳に、本と距離を置いた。

本というアナログなものの楽しさを忘れ、新しいデジタルなものの楽しさに陶酔しきっていた。

 

デジタルなものは、時間をかけずに楽しむことができる。好きなときに好きなことだけを手軽にできる。動画の見たい部分だけを再生し、興味の無いところは飛ばしてしまうこともできる。映像ならば、次々に情報が入ってくる(それが頭に留まるかはまた別の話である)ので、自分で考えることをしなくなる。もちろん映像を見て、そこから派生させていろいろと考える人もいると思う。しかしわたしは、視覚情報と音声情報だけで満足してしまうようになった。

何も考えずにただ情報を受け取ることに慣れてしまったのだ。本を読むというのは映像を見るよりも時間がかかる行為である。文字を読み、登場人物の心情や状況を理解し、そこから映像なり写真なりを思い浮かべて物語を読み進める。もちろん全ページ読まなければ、理解しきれないことも多いであろう。

そもそも、「文字」は人間が文明を築くなかで情報を未来に残すために発明したものであり、文字の読解能力も後天的に獲得したものである。「読字障害」の存在も、それを証明するひとつであると言えよう。つまり、文字を処理する作業は人間にとって負担が大きいのだ。

 

 

だから負担の少ないデジタルに逃げた。

つくづく人間は省エネを求める生き物である。

 

 

しかしわたしは、その心の奥に「本を読む」ことの楽しさ、「本を読む」ことで生まれた感情をちゃんとしまっていた。

だからこそ、本屋さんという空間が好きなのであり、つい本に手を伸ばしてしまうのであり、「これだ!」と思ったものは買ってしまうのである。

 

スマホもパソコンもゲーム機もなく、せいぜい夕飯のときにNHK教育テレビを見るくらいであったあの頃にはもう戻ることはできない。

けれど、少しその割合を減らして、また「本を読む」という"こころの小旅行"に出掛けたいと思う。

 

 

 

 

 

という、何となく思ったことの覚え書きでした。

 

めでたしめでたしべベンベン。

 

2016.11.24

To my homiesの深読み押韻解説【再掲】

嵐さん17周年おめでとう!18年目おめでとう!VS嵐ゴールデン300回おめでとう!VS嵐377回おめでとう!おめでとー!!!(※書き始めた日:11/3)

 

 

ところでTo my homiesなんですけど(突然の話題変更)、めっちゃ好きここが好き!っていうのは先日深夜にタグお借りして垂れ流したからご覧になった方はご存じかと思いますが。

櫻井翔が書く「嵐」っていうんだからそりゃ好きじゃないわけないよね!!!!!前もどこかで言った気がするけど嵐が見る嵐、嵐が表現する嵐好き!!!!!(全幅の信頼を寄せている顔)

 

ということで、今回は押韻についてわたしなりに思ったことをまとめてみたいと思います😉☆

タイトルにもちょこっとありますが、わたしのわたしによるわたしのための“完全自己満深読み押韻解説もどき”なので、もし読んでくださる方がいれば「こいつはこう思ったんだ~」くらいに思っていただけると有り難き幸せm(_ _)m

 

 

 

◎智くんパート:a

          anai
一歩外出たならこの sunshine
      anai
眩い陽が僕を案内
  au    ioa    au   ioa
行き交う人や 華やぐ広場
 o-a  oa         aaaa        anai
どんな今日か未だまだ分かんない
aa                         oiae
肩の横を過ぎゆく恋風
    oiae                  oiae(u)
空を見上げ ふと問いかける(yeah)
                                oiae(u)
僕らならば歴史の story が tell
                                 oiae(u)
あいつらの下へいま追い掛ける

 

・anai

sunshine、案内、分かんない

一応"anai"だけど実際の発音の感じは"a"にアクセントを置いている。「シャイン」「い」「わい」。

・(au)ioa

(行き交う)人や、(華やぐ)広場

意識してるのか偶然かは分からないけど、"ioa"前の「交う」「やぐ」も"au"で一緒!

「い」「お」「あ」って発音するときの口の形が全然違うんですよ*1。同じような音だけだとどうしても単調になりやすいけど、要所要所でこういうの入れてくれると飽きない。あと、最後の音が"a"であることによって明るさを表現できる。以前いきものがかりがインタビュー受けているのを見たことがあって、作詞するときに気を付けていることとして「サビの一音目はア段にする。そうすると口を大きく開けることになり、明るい印象を与えられる」みたいなことをお話していた。それ思い出した。

・oa

人や、広場、どんな、今日か

「人や」と「広場」は"ioa"として出したけれど、この"oa"はそのあとにも繋がっている。

「人や」「広場」では1拍使っていて、そしてこの2つの言葉の間に1つ単語を挟むことでゆったりとした韻の踏み方になっているけれど、「どんな」「今日か」は連続していて韻の踏み方が細かい。ここで新たなリズムを作っている。だからその後の「未だまだ分かんない」で言葉をきゅっと詰めても違和感がなく、むしろ心地よく感じられる。

・aa

未だまだ、肩

ここも意識していたのか偶然なのか分からないけれど、聴いている側の心地よさを生み出しているような気がする(主観・オブ・主観)。

 

3拍 sunshine 3.5拍 案内

1拍 人や 1拍 広場

どんな 今日か 未だまだ 分かんない

肩の横を~

 さっきの繰り返しになるけれど、だんだん韻を踏む間隔が短くなっていき、テンポを作り出す。

このだんだん間隔が短くなっていくときに、一回 "ioa / oa" と違う音を入れながら"anai"に戻す、その直前に持ってきたのが「未だまだ」。「分かんない」は"anai"だけど、アクセントは"a"です。「か」と「な」。急にこの押韻に戻るのではなく、アクセントになっている"a"の音を使って助走を作っているというか。跳び箱の前のジャンプ台みたいな役割をしてくれていると思う。だから前2つの"anai"と「分かんない」が離れていても違和感がない。

もっというと「いだ   わい」で、"-a-a-"っていうリズムでわたしたちは聴いている。

で、「肩」は、ここまで作ってきたテンポ感と"a"という音の流れをこの2文字に繋げることで、押韻の間隔がまた長くなり、"oiae"という違う音に移るのも自然な流れとして受け入れられる。

・oiae(u)

恋風、を見上げ ふと、問いかける、storyがtell、追い掛ける

いやまじでここで「恋風」ってワード持ってくる翔さんなんなのほんと好き。晴れた青空の下………肩の横を過ぎゆく恋風………身に染みる………

押韻としては"oiae"で踏んでいると思います。でも、「を見上げ ふと」の「ふ」が最初に「(u)」で表記した音になっている。「恋風」については、"e"で終わるじゃないですか。次に来る音は「空」の"o"。口の形としては、「あ」側よりも「う」側を通ほうが自然だし動かしやすい。から自然に"u"に近い雰囲気に、なる。図参照*2

f:id:collars:20161106083658j:image 

え??強引??まぁ確かにその感は否めない。じゃあこれはどうだ!「そ」って発音するとき、若干「う」の形をしません??サ行は摩擦音で、舌先が上の歯茎の近くにくるので、「お」の口の形をしようとしても子音が「s」であるために「う」っぽい口の形になるんです。この一瞬・・・!笑

わたしの深読みだけど、偶然の産物かもしれないけれど、でも仮に次に来る音が違うものだったらいまよりも押韻の印象が薄れてしまうんじゃないかなぁ。そんなことないかなぁ。

 

これは押韻関係ない話ですが。「あいつら」って誰を指してるのかな?って思って考えてたんだけど、わたしの中での結論は「未来の嵐」ってことで落ち着きました。たぶんいろんな解釈あると思うしほんとのことは翔さんしか分からないけど。嵐が追い掛けてるのは、ほかの誰でもなく"自分たち自身"なんじゃないかな…なんて。そうであってほしいな、なんて。「あいつら」というちょっとラフな言葉遣いなのも、そういうことなのかな、って。

 

あとちょっと戻るけど「どんな今日か未だまだ分かんない」って歌詞、わたしが翔さんの入所21周年記念!って書いた記事↓

collars32.hatenablog.com

 

今は嵐結成17周年。このインタビューの時期から5年が経っているけれど、その時間の中でもまた「嵐」は形を変えながら活動してきた。「12年経ってできたこの形が嵐ですとはまだ言えない」って言っていた人だからたぶん17年経っていても「まだそう言うには早い」って言うに決まっている。だって彼には、彼らにはまだその先があるから。

 っていうの思い出して「やっぱりな~~~!!」ってなった。解釈違いだったらごめんね翔さん。

 

 

◎にのちゃんパート:o, a


                                            oui
こちらはゆったりしてるよ homie
                          oui
そう流れる雲のように(yeah)
                                    oui
早く逢ってまたいつも通り
                  o-i       oui
ここからは遠い もう行くよ
                      ouaa
何を話そう そうだな…
o-aa                             ouaa
ノーカラットなものの豪華さ
                      ouaa
あの頃のまま今日はさ

Hey!(hey!) Ho!(ho!)
Let's sing with us!

 

・oui

homie、ように、通り、遠い(ooi)、もう行くよ

「遠い」は"ooi"だけど、"o"と"u"は発音するときの口の形が近いから自然に聞こえる。

f:id:collars:20161106084417j:image

ここのにのちゃんの「もう行くよ?」が優しくって甘くってほんと好き・・・!

・ouaa

そうだな、ノーカラット、豪華さ、今日はさ

ここでの"u"はほとんど「ー(長音)」に近い発音になってる。ちなみにその前の"oui"は、最初の「homie」「ように」は割と"u"の音がはっきりしていて、後半の3つはそこまではっきりせず長音に近い発音という印象だった。

この4つの言葉に連続して長音があることで、その後の「へーイ ホー」に自然につながるのかな、とか思ってみたりしちゃったり。

 

このパートは押韻の種類が比較的少なくて、そこまで間隔も短くなく、ゆったりとしたリズムが少し過去を回想しているような歌詞にもよく合っている印象。

 

ここでのhomieは誰を指しているのだろう。嵐のことを書いているのだから、5人の歌なのだから、嵐か、少なくともジャニーズの仲間かなとは思うんだけど。

「ここからは遠い  もう行くよ」って、彼らの目指す場所はいつまでもどこまでも遥か向こうなんだなぁ……。デビュー当初に掲げた目標、"世界中に嵐を巻き起こす"だもんね。

 

 

◎相葉さんパート:a


    ao(u)            auo(u)
なんでだろう まったくもう
ao                             auo
顔見たくなる 時間経つと
                                    auou
いつか共に分かち合った苦労
           anau   anauo
寄り道感覚 散策路(yeah yeah)
eai   ea      i              eai      eai
狭い部屋 いつかはデカい世界
                      eaiea
羽ばたく日を描いては
                          ea    ae
語りあかし続けてた one day
    ae                         ae
未完成の日々がいま大切

 

・ao(u)

だろう、まったくもう、顔、経つと、た苦労

だろう」「まっう」「かお」「」「う」で踏まれている。

"ao"が連続している訳ではないけど、「まったもう」と「経と」の"u"は弱い音で発音されている。弱いけど、それがあることで「分かち合った苦労」の苦労の"u"がはっきり発音されても違和感がない。そして次に繋がる。

uo(u)

まったくもう、経つと、苦労、散策路

さっきとだいたい被ってるけど分けます。これは言葉の最後の音で揃えられている。

「え、『経つと』と『散策路』は最後にuないじゃん!」と思われるかもしれませんけど、あるんですね、ええ。もちろん単語のなかにはないですけれども。

「経つと」の次に来る言葉は「いつか」。「散策路」の次に来る言葉は「yeah」。

どちらも、"i"の音(もしくはそれに近い音)になる。「お」の音から「い」の音に移るとき、口は一度「う」の形を通ります。図参照。

f:id:collars:20161106090915j:image

そのため最初に挙げている4つの単語が、実質"uou"という押韻になるわけであります!

・anau

感覚、散策路

はい散策路2度目の登場。さっきもそうだったけど、1つの言葉を同時に2種類の押韻に使っているところ。改めて見てみて、すごいなぁ。

eai

狭い、部屋 いつか、デカい、世界、描いては

確実に意識しているのは「狭い」「デカい」「世界」「描い」だと思う。でもよくよく見てみると「部屋 いつか」も単語をまたいで"eai"になっている。

「描いては」はさっきみたいに次の音とのつながりで完成するわけではないけど、「描い(eai)ては(ea)(1拍休符)」で最初の2音はそのまま利用していることで、最後のこの1拍の間がなんとなく"eai"の押韻の感じを作っている。気がする。

・ea

(描い)ては、(続け)てた

さっきまでの流れを利用している。この前とこの後のクッション的役割だとわたしは思っている。

・ae

one day、未完成、大切

イ」「みい」「つ」。この記事でもすでに何回か出しているけれど、完全に韻を踏んでいるのではなく、それぞれの言葉のアクセントになる音で踏んでいる感じ。直前の"ea"と音が反転しているところが聴いているときにハッ!ってなる。さりげない刺激。みんな気付いてないかもしれないけど実はなってるからね(断定)

 

このパートはさぁ・・・エモーショナル・・・

わたしはいつのことを言っているだろうっていうの、自信もって言えないし分からないけど。なんとなくハワイでの会話思い出す。*3あとスケッチの「寝ずとも朝まで語り 嵐ってもんがやっと分かり」。もしこの歌詞がそのときのことを表しているのなら、毎晩「嵐」ってなんなのか、どうしていくべきなのかを語り合ったあの日々が、今でも大切な時間として彼らのなかに強く残っているんだろう。ってことを改めて感じられてグッときちゃう。だとすると「狭い部屋」は語り合ったホテルの一室・・・!!(ほぼ確では)

あと「なんでだろうまったくもう 顔見たくなる時間経つと」って、もしかしたら肺気胸で入院してたときのことなのでは…?何人かの方がこの相葉さんパートについて「2002年」というワードを出して話していたのをお見かけしていたのだけど、もしかしてそのこと??もあるのかな…??って更なる深読み。(2016.11.18追記)

あと韻を踏む間隔天才。

 

 

◎潤くんパート:i, o


  i-ou   iuo         i-o(u)
車で疾走 いつもの道を
                         iuo       iuo
感じながらいま行くよ(行くよ)
              iuo          iuo          iuo
カーステ聴くと いつもの昼も
       iou    iuoui             iuoui
蘇る記憶 keep going (keep going)
                                 ooi
樹々の青葉色付いた頃に
                   ooi
はしゃぐ声どこに
                                    ooi
時間てのは経てば経つほどに
iooi     iooi     (aaai)      iooi
日毎に見事に輝き増す彩り

 

・i-o

疾走、いつも、道を、行くよ、聴くと、昼も、記憶、keep going

これも1音目と3音目で韻を踏んでいる感じを出している。「記憶」だけ最初の2音だけど。前半部分はほぼこの形で押韻がなされている。

・iuo

いつも、行くよ、聴くと、昼も、keep going

直前のとだいたい同じっていうかいくつかなくなっただけ(笑)

こっちはきれいに揃って韻が踏まれている。

・iou

記憶、keep going

まさかの「keep going」三連チャン。これは、"u"の音である「p」はそこまで強く発音されているわけではないので、「ープ ゴゥイング」の下線部を"iou"と見なしました。

・ooi

頃に、どこに、ほどに、日毎に、見事に、彩り

後半はこの押韻でまとまっている。最初は韻を踏む間隔がゆっくりしているので、はしゃぐ声を懐かしみながらもそっと探しているような、暖かさのある哀愁っていうのかな・・・表現難しいけど、そういう雰囲気が出ているなと思う。それに潤くんの歌い方が合わさって、さらに心に優しい風が吹く。

 ・iooi

日毎に、見事に、彩り

最後の部分。細かく韻を踏んでいる。"iooi"ではないけれど、「輝き」も4文字で最後の音が"i"だし、真ん中の2音が同じ音だから感覚としては近く聞こえる。だから4拍すべてで韻を踏んでいるような印象で、きれいにまとまっているのだと思う。

 

きれいと言えばこの字面ですよね。「日毎に見事に輝き増す彩り」。美しい。

Step and Goの「包み込む日々が輝き出すのは 時間がそれを彩り光るから」とか、いつまでもの「二人とも持つ街の記憶 溢れ出る様波の如く 山を彩る秋の如く 現在も光って 未だ光ってしまって・・・」とか思い出した。翔さんの、時間が輝き光るんだっていう歌詞わたしほんと好きなんだ。

そしてわたしはこの歌詞にオトノハ感を感じた。

 

 

“今となってはもう過去”となってしまった、“あの頃”の時間に触れる機会があって、久しぶりにその時間を見つめたことでそれが輝き出す。しばらくの間懐かしさに浸ったら、それをエネルギーにして翔さんはまた“今日”を歩き出すんだ。あ~~~~~~~~~~好き。胸がきゅっとなる。

 

 

◎翔さんパート:o


  ooo   oo          oo
部屋の外 そよぐ風音
oooo                     ooo
そろそろ動き出すところ
                                ooo
くだらない日々輝く頃の
            ooo    ooo o
眩しき子ども心よ
ooo      ooo
友よ (友よ)
oo                     ooo        ooo
思い出の日々へ戻ろう 踊ろう
                  ooo     ooo
刻み込んだ音を 今日も

Hey!(hey!) Ho!(ho!)

Let's sing with us!

 

・o

の外、そよぐ、音、そろそろ、ところ、頃の、子ども、心よ、友よ、思い出、戻ろう、踊ろう、音を、今日も

まさかのオール"o"。まじか。いやまじかすごいな。まあこれは"o"のやつ全部拾って挙げたので翔さんも全部意識していたかは分からないけど。

 

"oo":2音

そよぐ、音、そろそろ、思い出

"ooo":3音

の外、ところ、頃の、子ども、心、戻ろう、踊ろう、音を、今日も

 って分けられるかな。全部同じ音で踏んでいるからその間隔も短めになっている印象がある。えっもう言えることない。すごい。なので感想をば。

 

 

まだ動き出してなかったんか~~~~~~い!!!!!!!!

デビュー18年目だよ!?まぁアルバムがドロップされたときはまだCDデビュー日迎えていないけど。18年目に入るタイミングで「そろそろ動き出すところ(あくび)」って。潤くんに言わせれば「2016年、翔くんが書く今の嵐ってこういうことなんじゃないかな」。翔さんが「嵐」を俯瞰して見た結果出てきた言葉がこれって、もう好きと信頼が溢れ出ちゃうよぅ。

嵐、準備運動始めました。

 

あとわたし、翔さんが例えば嵐の人たちがふざけているのを見て「くだらねえwww」って笑ってるの見るのすごい好きなんだけど。「くだらない日々輝く頃の」、ってまた時間輝いてるね翔さん・・・(cf.潤くんパート)

もしかしたら、なんでもないようなくだらないことにこそ価値があるというか・・・こう、大切な時間として残り続けるのかもな。そしてそういう時間を、翔さんは大切にする人なんだろうな。子ども心、大切。

 

そして

 

 

去年の11月に、VS嵐にゲスト出演してくれたご縁でV6兄さんの20周年コンサートにバックダンサーとして出演して。結果的にはその打ち上げみたいになったのかな、同じ時期をJr.として共に過ごした人たちとお酒を飲み交わし、さらにカラオケで懐かしい歌を歌って踊って撮影して。

なんかそういう、“あの頃”を思い出すような機会が最近は特に多かったんじゃないかな?って勝手に思ってる。これまでだってもちろんあっただろうけど。

 

オトノハVol.137「郷愁」(2015.4.15)では、Sexy Zoneのライブを見に行った時の話をしてくれている。その中で、外周で踊る小さなJr.の子をみて過去の自分と重ねたり、Jr.時代やデビュー後数年間 仲間と過ごした横アリの楽屋を懐かしんだりしたことが記されている。その1年後には嵐も再び横アリでコンサートをすることになるなんて、少なくともわたしは思っていなかったので改めて見ると感慨深いなぁ。

夏にはTHE MUSIC DAYもあった。大人数のジャニーズメンバーが一堂に会する貴重な機会。2015年はシャッフルでV6兄さんの ♪MADE IN JAPAN を歌った。今年はカミセンの ♪夏のかけら でしたね。って公式サイトを見返していたらそこにマリちゃんの名前並んでてまじか。健人くんはジェロマだし勝利くんはにのちゃんと一緒に ♪太陽がいっぱい だしまじか。明日にでも早急に見返したい(※当時まだSexy Zoneに興味もっていなかった)

去年のアルバム・ツアー「Japonism」では、“日本”とともに“ジャニーズのエンターテインメント”を見つめ直すことをしていたし、「“ジャニーズ年齢の物心が付いた頃”から聞き続け、時に踊」っていた楽曲である、大先輩・少年隊さんの“日本よいとこ摩訶不思議”もカバーした。

1年前にはV6兄さんのコンサートに参加して、仲間たちと楽しい夜を過ごして“全てが最高の1日でした”って。

2015.12.31→2016.1.1は、久しぶりにジャニカウに参加して、たくさんのジャニーズの仲間と共に年明けを迎えて。

夜会ではタッキーが来てくれて、当時のことたくさん思い返したと思う。思いを言葉にしてタッキーに伝えて。タッキーからも、ずっと知らなかった話を聞いて。

あの歌詞を読んだときに、こういうことを思い浮かべた。完全にわたしの深読みでしかないけど(笑)

 

思い出の日々に戻ればそこでは翔さんも“友”も踊っている。その中で刻み込んできた音を、今日もまた刻み続ける。

“今となってはもう過去”となってしまった、“あの頃”の時間に触れる機会があって、久しぶりにその時間を見つめたことでそれが輝き出す。しばらくの間懐かしさに浸ったら、それをエネルギーにして翔さんはまた“今日”を歩き出すんだ~~~~~~~~~~~!!!(コピペ)

 

 

 

 

ふぅ。

好き。ほんと好き。大好き。

 

自己満の深読み押韻解説(もどき)、もしおつきあいくださった方がいたら本当にありがとうございます!あくまで個人の見解ですので悪しからず!疑問反論あったらコメントくださっても構わないです!!

AZS!!

*1:サイト参照してくださいイラスト見たほうがわかりやすいかと:日本語の音の作られ方

*2:発音するときの口の開き方を図式化したもの

*3:f:id:collars:20161106092208j:imagef:id:collars:20161106092211j:imagef:id:collars:20161106092215j:imageNHKのハワイドキュメンタリーより)

 

2016.11.06

分かれ道の先は一方通行【再掲】

夕方、空を見上げると煌めくひとつの星が夕焼けの空の中にいた。

濃い藍色に塗り替えられていく空のその中で、星はただひたすらに強く、うつくしく煌めいていた。

それがわたしには翔さんに見えた。

 

 

 

2016年10月22日。今日は櫻井翔ジャニーズ事務所に入所して21周年の記念の日。

21年という時間はわたしはまだ経験したことがなくて、でもわたしが21年という時間を経験する頃には翔さんはもっと多くの時間を経験して。道のずっと先を歩み続ける翔さんはわたしにとってとても大切で大好きな存在です。

 

そもそもわたしが嵐を好きになるきっかけをくれたのは他でもない翔さんでした。芸能人とかドラマとかバラエティとか、そういう類いのものに興味を持つことのなかったわたしが最初に“出逢った”のがあなたでした。

たまたま見ていた「THE QUIZ SHOW」。母が「この人があの人だよ」と言いました。身バレの恐れが大きいので具体的なことは割愛しますが、以前若かりし大学生翔くんのロケに家族が出たといいますか、ぼかすと説明が難しいのだけれど、まあご縁があったんです。

母「あの時の人だよ」

わたし「へえ~」

 

わたしが櫻井翔に関心を持ち始めたのは紛れもなくこの母のひとことでした。

たぶんこの言葉がなかったら、ドラマもなんとなく見たままで翔さんを追いかけるわたしは生まれなかったかもしれません。お母さんありがとう。あれ、これなんの記事だっけ。翔さんおめでとうありがとうの記事だね。話を戻そう。

 

 それをきっかけに少しずつ翔さんの出ている番組を見るようになり、DVDを買うようになり、CDを買うようになり・・・

だんだんと、じわじわと、いつの間にか嵐と翔さんがわたしのなかでとても大きな存在になっていきました。

 

 

 話は変わりますが

2012年3月までは毎月10日と20日、同年4月以降は毎月15日に欠かさず届けてくれるオトノハがわたしは大好きです。

わたしが持っている一番古いオトノハは2011年1月1日のVol.72です。最新のオトノハは2016年10月15日のVol.155。まもなく6年になります。まじか。6年か。すごいな。6年も翔さんのオトノハを読んでいることになるのか。まじか。小学1年だった子がもう6年生だよとか嵐おじさん言いそう

 

ご家族とのこと。ご友人と過ごした休日のこと。収録の中で印象的だったこと。嵐やメンバーのこと。コンサートやNewアルバム/シングル、楽曲についてのこと。何かのきっかけで“あの頃”を懐かしんだこと。オリンピックの取材を通して気付いたこと、思ったこと。先輩や後輩との話。「先日見た」という夢の話。なかなか自分が“櫻井翔”だと気付いてもらえない話。小さい男の子に「将来の夢は嵐」と言われた話。ちょっと失敗してしまった話。うれしかった話。震災のときのまっすぐな言葉といろんな人への思いやり。年末の「よいお年を!」と年始の「とっくにあけましておめでとうございます」。年末年始やドラマ・映画などで露出が多かったときの「皆さんもお疲れさまでした」。Vol.129の「行って良かったわ。夏。」。ときどき入れてくる嵐の歌詞。突然踏み出す韻。わたしたちに届けてくれるありがとうの言葉。

 

翔さんの思いを、自分のことが好きな人向け(たぶん)に、翔さんの言葉で届けてくれるオトノハが大好き。

 

 

 

 

いま記事書きながら書き留めていたオトノハの書写ノートを振り返っていて、ある内容を見つけました。

 

①2012年8月14日 Vol.105「西へ東へ」の最後。事務所に入って16年半も経っていた、というお話。

一人だけじゃ、ここまでやってなかっただろうな。

 

たった一人だけじゃ、楽しくもなかっただろうな。

 

16年半だって。

本当にお疲れさま。

 

さっ。

どこまで行けるかな。

引き続き走ってみますかね。

 

②2014年8月15日 Vol.129「18年後」。中学の同窓会に行ったときの話。

D「覚えてる?

恵比寿に履歴書出すのに俺、つきあったの。」 

 

 

覚えてるよ。あれが人生の分かれ道だったから。

 

ファミリークラブの景色まで鮮明に。

 

12歳から15歳。

 

私にとっての

“その前”と“その最中”を知る人たち。

(略)

このタイミングで再び会えて良かった。

 

翔さんが21周年を迎えた今日という日に、少し懐かしいこの翔さんの紡いだ言葉と乗せられた想いに触れることができて、なんだかグッときた。

人生の分かれ道で、いまの道を選び、今日に至るまで走り続けてくれてありがとう。いまだ"その最中"でいてくれてありがとう。

 

先日発売された日経エンタを読んだわたしのファースト感想がこちら

・翔さんがやりたいことができる場が芸能界であってほしいし、翔さんや智くん、あいばさん、にのちゃん、潤くんがやりたいことをできる手段が嵐であってほしいし、嵐がやりたいことをわたしは見たいし、嵐が見たいものがわたしの見たいもの。

 

・それも嵐に信頼を置いているから思えることなんだろうな

 

・嫌々アイドルされててもやだし、そりゃ一過性の気持ちに流されて辞められたらそれも嫌だけど、んー、なんていうか、“翔さんがやりたいことができると思える場所=わたしが翔さんにいてほしいと思う場所”っていうのを知ることができてとてもうれしかった

 

・だからこそ翔さんがやりたいことをできるように、嵐がやりたいことをできるようにわたしができる方法で支えたいし応援したいしずっと好き

 

翔さんがやりたいことをできる場所が芸能界であってほしいしその手段が「嵐」であってほしい。

ファンの人のため、が第一じゃなくていい。それは、嵐はファンを大切にしないなんてことないってこれまでを見てきて信じられるから。それよりも、自分が、自分たちがやりたいと思うことを、その場所と手段を最大限に生かしてやってほしい。やりたいことに一生懸命・前向きに取り組む彼らの姿はかっこいい。それを遂行するために必要なのがきっとファンの存在なのであり、だから翔さんは、そして嵐はわたしたちに「ありがとう」を言ってくれるのだとわたしは思う。

♪COOL&SOULの「カラカラカラ喉潤すのには あなた方が必要なのとにかく」もそういうことなんだと思う。だから「そりゃ時にまた待たせるだろう」なんて歌えちゃうんだろうしそんな嵐がかっこいい。

 

 

 

デビュー直前に結成された「嵐」。15周年でハワイに行ったときのNHKのドキュメンタリーでは、翔さんはこんなことを話していた。

 

櫻井「なんかこう・・・かみ合っていかないっていうかさ。・・・やれどもやれども、なんつーのかな、『嵐』っていうものが、こう、形、作られるのも時間かかるし、じゃ仕事っていうのでも、うまくいってるかっていうとそうでもない」

 

当時を見ていないから分からないけど、たぶん4人も同じようなことを多少なりとも思っていたんじゃないかなと思う。だからこそ毎日朝まで話し合ったんじゃないかな。今じゃ

櫻井「毎日その頃朝まで話してるからさぁ、本番中、ちょっと眠い時とかあったよね」

松本「ふふふ(笑)」

二宮「あったあった」

櫻井「嵐のこれからについて話しすぎて、今が眠いっていう」

二宮「そう(笑)今がね。今が大事なのに」

松本「今が大事なのに」

櫻井「あっははははは(笑)確かに」

 

なんて笑い話にできるくらいになったけど、うまくいかないと感じていた日々のなかでどうにかしようと5人(と、もしかしたら事務所の人とかスタッフさんとかいたこともあったかもしれない)で話し合いを重ねてきたからこそ、嵐が「嵐」になったんだと思う。嵐の「嵐」たる所以はきっと嵐にある。

 

そんな嵐が大好きだからこそ、大好きな翔さんが「嵐」であることがとてもうれしい。

 

 

風景魂の特典DVDでは

櫻井「(嵐は)形変えるろくろみたいなものだと思っていて、5人そのものは、粘土って言ったらいいのかな、素材として変わっていないけど、その形っていうのはその時々によって変わってきたから。でもやっぱそれでバランスがとれてるんだよね。だから、12年経ってできたこの形が嵐です、まる。ってするにはちょっと早いのかなとも思ってる」

なんて話もしていた。今は嵐結成17周年。このインタビューの時期から5年が経っているけれど、その時間の中でもまた「嵐」は形を変えながら活動してきた。「12年経ってできたこの形が嵐ですとはまだ言えない」って言っていた人だからたぶん17年経っていても「まだそう言うには早い」って言うに決まっている。だって彼には、彼らにはまだその先があるから。

 

 

“ほんのちょっとのことで、きっと零れ落ちてっちゃう”世界の中で活躍する嵐と櫻井翔を、“1日でも長くこの夢が覚めないように”とそっと願いつつ、これからも追いかけていきたい。

 

周りがどんなに流れても、変わっても、(本質的な意味で)嵐には変わらず「嵐」として、翔さんには変わらず「櫻井翔」として、高いところで強く煌めいていてほしいと願う。

 

 

 

 

 

 

 

・・・と、冒頭の星の件に繋げつつきれいに終わろうと思ったんですけどこの際だからもひとつ(どの際だよ)

って言ってるそばからきっと大丈夫だろうと思わせてくれる嵐だからほんと好きだよね!!!!!!Mステの話ですけどね!!!!!!!

 

 

 

松本「最近割とかっちり踊る曲が多かったんで、肩肘張らずにラフな感じでできるようにと思って今回やってますね」

 

確かに5人ともすごく楽しそうな感じだけど“No No No No”の特に翔さんとか間奏部分のあいばさん→大宮→翔潤のダンスとかめちゃくちゃ踊ってるし他のところだってキレッキレ!!!!かっこいい!!!!!肩肘張らずに手も抜かない!!!!!「個性は他で出るから」と振り付けの細部まで徹底してこだわる潤くんがいてなおかつ鏡でメンバーのことを注意して見ながらダンスの練習する嵐さんだから今回も心地のよい一体感・統一感でとても最&高(鏡の件はメンバーの共通認識だったか分からないけど♡)。嵐だわ・・・これが嵐だ・・・特に今回Sexy Zoneの前でもあったからね・・・あらしっょぃ・・・(粉ミカン🍊)

 

 

Don't you  get itの歌詞だって

 

櫻井「頃合い この愛 見せてやる」

「Fighting!ハングリー ダイナミック でっかいその夢 Hunting」

櫻井「君の“Don't let me down” 全力ってShut!」

「口に出さずに誓うのさ 熱い未来を(Don't you worry)」

 

ってさ。翔さんに「君の“Don't let me down” 全力ってShut!」って言われるの滾る。

櫻井「君が『がっかりさせないでね』っていうのを俺らは全力で封じ込めるぜ」

みたいなことでしょ?つまり君をがっかりなんてさせないよってことでしょ?滾る。あらしつよい。

あと感謝カンゲキ雨嵐のときもそうだけど嵐って「言わないけど」って言いながら言ってしまいがちだよね。言わないけど初めての深い愛おしさは嵐だし、口に出さないけど熱い未来誓ってる。いやまぁ歌だからだけど。熱い未来を誓われた嵐担しあわせすぎる。そういえば去年受験期にJaponism収録曲である♪Bolero!をずっと聴いていたのだけど、あのときも「嵐に『いつも俺ら付いてんぞ!』って言ってもらえる嵐担やばいしあわせすぎる」「嵐にYou can go wherever you wanna go!っていわれたら頑張るしか」「おまえが輝くまでこの歌は鳴り響くとか輝くしかない」とか言ってた。嵐担毎年しあわせすぎる。

 

自分で何話してるのか分からなくなってきました。とにかく18年目に突入する嵐がいまだにハングリーででっかいその夢Huntingしようとしているのでちゃんとその夢Huntingできるように応援したいです。ほんと好き。

 

 

 翔さんの記念日なのに嵐の話ばっかりになってしまった!!

というかほんとは今日帰り道に翔さんのソロ曲聴きながら考えてたこととかあるんだけどそれ書くとまた時間かかるし日付変わっちゃうし明日も早いから断念!!!!

 

 

 

改めて翔さん入所21周年おめでとうありがとう。今までもこれからも大好きだーーーーーーー!!!!!

 

2016.10.23

大野智のリーダー論(お山対談文字おこし)【再掲】

2016年6月13日。日本テレビ系列「NEWS ZERO」内のコーナー、ZERO CULTUREにてお山の対談が実現した。実現した。あの、実現しました。

 

「嵐 リーダーの素顔に迫る 大野智(35)×櫻井翔(34)」

 

なんて素敵な対談…

 

 

今クールは日本テレビ系列の大野智主演ドラマ「世界一難しい恋」とTBS系列の松本潤主演ドラマ「99.9-刑事専門弁護士ー」が放送されている。ふたりの演技が見られること、ふたりがとってもかわいらしいこと、そしてどちらの現場もとてもいい雰囲気で撮影が行われていると感じられること…嵐担としてはとてもうれしい状況だ。

99.9については、嵐が歌う主題歌の「Daylight」にラップ詞をつけてほしいと、潤くんから翔さんに依頼したということで、特に翔潤クラスタの間に衝撃が走った。だって4年ぶりのシングル曲ラップだよ!???ドラマ主題歌にラップだよ!???しかももともと予定はなかったのに潤くんが翔さん依頼したことによって実現したんだよ!???とてもとても最高&最高じゃないです????????

ラップ詞を書くにあたって、99.9の1,2話の台本を放送前にもらって読んでいたんですってもう~~~~~(地団駄)

こんな翔潤エピソードが早々に駆け巡ったため、「99.9に翔さんがゲスト出演の可能性…?」と考えていたファンも多いのではないだろうか。わたし自身そういったツイートをよく見かけていたし、そうなったらうれしいなぁとなんとなく思っていた。(何役かが見当もつかなかったので熱望していたわけではないけれど。てかもうラップの時点で超満腹だったけど)

 

しかしだ!!!!!!

第3話の世界一難しい恋で、NEWS ZERO」の名前が!!櫻井キャスターの名前が!!出た!!

結局その回では対談が実現しそうになく終わってしまった。えええ受けようよ鮫島しゃちょー…見たかったよわたしゃ…って思ってた。当時のわたしはな!!!(満面の笑み)

 

さらに!!!!!!!

第7話の99.9では、トロフィーの裏に「咲雷賞」が!!さくらいしょう!!なに!!なんなの!!!本人出てないところでの翔さんのドラマ登場率すごくないなんなの!!!じいまごで翔さんのこと取り合ってるの!??(?)

 

ごちそうさまですありがとうございます。

 

 

そんな、ちょっとした翔さんの取り合いが繰り広げられていた(※重度のバイアス)この2つの素敵なドラマも、そろそろ最終回。恋に奮闘するピュアピュアでもどかしくてかわいらしい鮫島しゃちょーと、ファームにいるときは飄々としていて親父ギャグ言ったあとの表情はめっっっかわで でも事実を追い求める姿はとてもかっこいいお耳すりすり大翔くんにもうすぐ会えなくなっちゃうなんてかなしいなぁ~(; ;)

 

とか思っていたらだ!!!!!!!!セかムズが!!!!!!!やってくれたぞ!!!!!!!鮫島しゃちょーと櫻井キャスターのZERO対談!!!!!!!キター!!!!!!しかも、ドラマに櫻井キャスターが出演&ZEROに智くんが出演という交換留学制度みたいな!!(?)

 

 

“リーダー論”についてのお話があるということで。実はわたし、“リーダーシップ”について少し勉強していたので、翔さんが聞き出す智くんのリーダー像が聞けるのをとてもとても楽しみにしていた。

 

 

 

 

 

あの…

 

 

 

 

予想以上に、お山だった。

 

 

 

とりあえず文字おこししたので以下に記録します。n番煎じというか多くの方がやってるけど、いわゆる自己満なので悪しからず。ちょっと間違ってても悪しからず

 

 

 

今夜のZERO CULTUREは、嵐のリーダーで、現在放送中のドラマでは社長役を演じている大野智さんです。櫻井キャスターがインタビューしました。

櫻井「はい。えー普段過ごしているとなかなか聞くことのできない話を聞いてきました」


「どうも」
櫻井大野智さんにお越し頂きましたよろしくお願いします!」
大野「お願いします」
&スタッフ(拍手)
大野「新鮮だ」

櫻井「ZEROのスタジオって何回目?」
大野「いやもう、3回目?」

 

実は大野さん、これまで2009年・2011年に、ZEROに生出演している。

 

櫻井「これたぶんねぇ、あのスタジオに来ていただいてるゲストっていう意味では、過去最多なんじゃないかなぁ」
大野「おっ、ちょっとうれしいですねぇ」
櫻井「うん。慣れてきたもんでしょだってこの…」
大野「最後のお辞儀がまだ慣れてない」
櫻井「いやいや(笑)やる気満々やない」
大野「(笑)」

 

今回は、ZEROのスタジオセットをそのまま使用して話を聞いた。

 

(並んで座る)
スタッフ「(笑)」

 

現在ドラマで、ホテルを経営している社長を演じている大野さん。
仕事はできるが、常に自分が一番正しいと思っているため、社員からの人望はない。そんな男性が、恋をすることによって人間的にも成長していく姿が描かれている。

 

櫻井「まぁ今回、大野さんがドラマで社長を演じられているということで、トークのテーマとしてひとつ こんなものを掲げてみました(大野「お」)こちらです」


(画面に“リーダー論”の文字)


大野「うわすげ、うわ」
櫻井「“リーダー論”と」
大野「リーダー論」
櫻井「主演大野智、ま言ったら、ま座長じゃないですか」
大野「そうだ」
櫻井「どうしてんの?(笑)っふふふふ(笑)」
大野「端っこにいるよねそりゃ」
櫻井「ふははははは!(笑)端っこに(大野「端っこに…」)いるってそんなことないでしょ」
大野「いやいるけどもう、やっぱ(周りが)盛り上げてくださるから…。やっぱ仕切ることはできない」
櫻井「あー、でもさぁ、それはなんだろ、人徳なのかもしれないけどやっぱ周りのスタッフがさ『大ちゃん大ちゃん大ちゃん大ちゃん』っつってこうなんか(大野「ああ」)、その真ん中に、あなたいるじゃない」
大野「はい」
櫻井「それはやっぱでも、俺見てて、あ、座長なんだな(大野「(笑)まじすか?」)この人って思ったけどね」
大野「やっぱ周りがフォローしてくれる、があるから、成立してるんだなみたいな。役も、嵐もなんかそんな感じになるんだなって。僕は」

 

1999年に結成した、「嵐」
_Q.リーダーは大野くん誰なんですか?
_大野「いや、リーダーっていうリーダーはいないです」
_嵐「(笑)」
そう語っていた大野さん。リーダーに選ばれたのは、なんと、じゃんけん。最初は慣れないリーダーに、戸惑っていたという。

 

大野「最初はやっぱりあのリーだーってまとめるっていうイメージがあって」
櫻井「みなさん先輩方そうだしね」
大野「そう。であのー、ラジオとか5人で当時、やっていたじゃない?(櫻井「やってたねぇ、うん」)ときに“進行大野”って書いてあって、あれは参ったね!」
櫻井「あそう」
大野「うん。『うわ、え、こういうのって全部俺がやるんだ今後』とか思って」
櫻井「リーダーがやるってスタッフの方思ってるから」
大野「そう」
櫻井「うん」
大野「でグデグデになったの覚えてるもん」
櫻井「あー…」
大野「(結成当時)正直なんか…みんなとの考えが、考えてることが理解できなかった自分がいて(櫻井「うんうん」)、それじゃダメだよ的なのはちょとあったんだよ」
櫻井「ん~」
大野「でも、こう10何年やってきて、でもみんなもおとなになってきて(櫻井「うん」)…で、逆になった感じ」
櫻井「あー、まぁまぁ気負わなくていいや、っていう」
大野「うん」

 

以前、雑誌の記事で「必要なのはメンバーを尊敬すること。だから、引っ張っていくというよりも後ろから見守るというスタンスでいたい」
あえて仕切らない。独特なリーダー論を語っていた大野さん。

 

大野「やっぱりひとりじゃ無理だなと思う」
櫻井「あーそう」
大野「メンバーがいて、安心がある」
櫻井「あぁ」
大野「ひとりだと、たぶん…その、冗談言う、ことすら怖いみたいな」
櫻井「5人でいるから、大野智(流)のリーダーでいられるってこと?」
大野「いられるし…うん、成立してんじゃねぇかなみたいな」
櫻井「んん~」

そして、ふたりの話は今後のことに。

櫻井「これからまぁだって40に向かうじゃん(大野「はい」)まあ俺も同じだけどさ。若い人たちも増えるなかでさ。ちょっと意識っての変えていこうみたいなのあるの?」
大野「ちょっとはあって」
櫻井「ええ!意外だねぇ。どゆこと?」
大野「考え方とかじゃなくて、30過ぎて、体力的に とか身体的に、勝手な意識でみんな劣っていくじゃない」
櫻井「うんうんうんうん」
大野「こんな腹になっちゃった、みたいな」
櫻井「うん、実際そうじゃなくてもね(大野「うん」)なんとなくそうなっちゃうよね」
大野「俺も一瞬なったんだけど(櫻井「うん」)、それ…やだなぁと思って(櫻井「うん」)。改善、してるね」

 

そのきっかけのひとつが、去年、東山紀之さんと共演したライブだったという。

 

大野「去年のカウントダウンで(櫻井「うん」)、リハーサルで東山さん…と、『大野、じゃあちょっと、アクロバットやるか』って言われて」
櫻井「うん。東山さんから?」
大野「うん。で僕はまぁ、(去年バク転を)やったから、『あぁいいですよ』って言って。『ちなみに何年ぶりですか?』って言ったら『いやもう10何年やってねぇよ』って」
櫻井「ふはははは!すごいね!」

 

そのときの映像がこちら。

 

大野「で年齢ももう50…(櫻井「そうだね」)近いっつう。でそれで、ほぼぶっつけで…やられたときに、こんな人いんだ!と思って。(櫻井あーすごいねぇすごいねぇ、うん」)こンの人かっけえなぁと思って!でやっぱ、同じジャニーズの先輩にああいう、方がいるとやっぱりなんか…まだまだだなぁっていうので」
櫻井「だらけてられないみたいな」
大野「そう。たるんじゃいけないんだな」

 


櫻井「…ちょっとあの未だかつてないインタビューで独特な空気でしたけど(笑)、あのまぁ彼昔からいわゆる“リーダー”のこう引っ張っていくとか先頭に立つとか、そういうので肩肘張ってるのじゃなくて、柔軟な感じなんですよね。あのー私も今回ドラマの方に参加させてもらったんですけれども、その撮影現場の、まぁ輪の中心に彼いますし、本人あぁ言いますけど意識のないところで、まぁ現場も引っ張っていっているんだろうなぁと、思いましたけれどもちょっとまあなかなか冷静に見られないんで(村尾「(笑)」)村尾さんどうご覧になったとか(笑)」
村尾「あのー私も組織に20年以上勤めたことがありますが(櫻井「ええ」)やはり大野さんが言っていたように、リーダー、周りがフォローしていくことが大切だと思うんですよね(櫻井「んん」)。じゃあ周りがフォローしたい人っているのはどういう人か ということなんですが、わたしは、この「無私の精神」。(櫻井「無私の精神」)この精神が宿っている人だと思うんですね。あの“私が無い”、このことが、私はリーダーの条件のひとつかなと、思いますけれどね(櫻井「(なるほど)」)。ええ」
櫻井「喜ぶと思います(笑)」

以上、ZERO CULTUREでした。

 

 

 わたしは「サーバント・リーダーシップ」という言葉を習った。部下などに対し、ああしろこうしろと命令する「支配型リーダーシップ」の対になる言葉である。提唱者のロバート・グリーンリーフの言葉を借りれば、「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」というリーダーシップ哲学をいう。 

みんなの上に立つより、下から支える。

みんなに適切に仕事を割り振って任せるが、いざという時には強い責任のもとにチームをまとめる。

自然とフォロワーがついてくる=みんながついていきたいと思える人である。

 

"まさに"じゃん……

 

 

翔さんが言ってること、村尾さんが言ってること、そして(彼自身にそういう意識はなくても)智くんが言っていること。どれを聞いても、あぁ、素敵なリーダーだなあと思える。もちろん、普段の嵐の様子やコンサートでの挨拶などを見ていてもよく感じるところである。

ただ、今回は"リーダー論"をテーマに掲げたうえでの、翔さんと智くんの対談であったためさらに強く思ったのだ。

 

 

 

いまセカムズ最終回放送真っ只中でもうすぐドラマ内の対談くるはずなのでとてもドキドキしてる。いやめっちゃ後半じゃん。ドキドキ。

 

もう書かないけど投稿は放送後にします。

とにかくZEROとセカムズのコラボありがとう!!!!

 

2016.06.15

初めて嵐のコンサートに行った日【再掲】

お題「初めて○○のコンサートに行った日」

 

わたしが初めて嵐のコンサートに行った日。

すなわちわたしが人生で初めてコンサートに行った日。

2015年9月20日

 

 

 

わたしは嵐が好きだ。好きになった経緯はとても分かりにくいしめんどくさいので詳細は割愛するけれど、たまたまテレビで「THE QUIZ SHOW」を見て、それからなんとなーく翔さんの出ている番組を見て、ふわっと「嵐」を知って、軽いノリで「ARASHI Anniversary Tour 5×10」を買って…とかやってたら、いつの間にかすごく好きになっていた。

 

わたしの地元は宮城だ。好きになったときには嵐は5大ドームツアーとか国立ライブとかやってて会場が遠かったし(遠征という概念もなかった)、わたし自身まだ中学生だったし、DVD見てるだけで十分楽しかったのでもはや「コンサートに行きたい」という気持ちすらなかった。死ぬまでに一回くらい行けたらいいな~、レベル。

ちょうど10周年を迎えた時期で、バラエティもドラマもたくさんあったから、それだけで十分楽しかったのかもしれないな

 

 

でも。2015年5月1日。

嵐が、2007年のTime魂以来8年ぶりに宮城県でコンサートをやるというではありませんか!!!

めちゃくちゃ受験生だったけど、嵐が宮城でコンサートすることなんてないと思ってたから、今回逃したら次いつ来てくれるか分からなかったから、知らせを受けて急いでファンクラブ入った。(ほんとは高校入学と同時に入るつもりだった)

 

 

 

 

まさかの当選。どきどきしながら当日がくるのを心待ちにしていた。

 

それまでわたしは赤*1が似合わないと思っていたけれど、「せっかく翔さんに会えるんだし…!」と思っていろいろ赤いものを買っていった。持ち物がどんどん赤に染まっていくのが楽しくてしかたなかった。ネイル、イヤリング、スマホカバー、ふでばこ……

先輩に「成績表まで赤く染めないでね(^O^)」と言われた(笑) 染めなかったけど。

 

 

 

迎えた当日。

 

すべてが初めてでとてもドキドキした。グッズ買うためにセキスイアリーナに行列作ったり、出店でかき氷とか食べたり*2、友人のうちわ作りを手伝ったり、聞こえてくる音漏れに心がざわめいたり。

会場入って、「うわぁ~!DVDでいつも見てる感じだ~!」って感動してた。

 

 

簡潔にいうと、楽しかった。席はスタンド後方でちょっとだけ遠かったけれど、"すぐそこ"で嵐が歌ってて、踊ってて、話してて。"宮城"という地で、嵐がコンサートしてる、ただそれだけで夢のような空間だった。

 

 

翔さんのラップを生で聴けた。

ずっとやりたかった、C&Rもたくさんできた。

夢だった、MC中に振りを即興で教えてもらって一緒に踊ることもできた。

MCで翔さんに質問*3されて、「はーーーい!」って答えるのもできた。

にのみやさんがトロッコに乗って近くに来て、大きく両手を振ってくれたのがもううれしくてうれしくて、わたしも一生懸命手を振った。

翔さんソロがHip Pop Boogie ChapterⅡだったんだけど、知らなかったから歌詞が違うことにびっくりしすぎてただただ聴いていた。

日が落ちていつの間にか夜になってた挨拶のあと、潤くんが「見て、月と星が綺麗だよ」って言ったけど、わたしの位置からだと天井が邪魔して見えない!ってなった。

 

 

 

とても楽しかった。

 

 

でも、コンサートの感想はそれだけではなくって。

 

 

ちょっとだけ、つらかった。

 

もともとこの"BLAST in Miyagi"は、東日本大震災の復興支援という意味合いも大きかった。

わたし自身、中学1年のときに被災したのだけれど、地盤の強い地域だったためそんなに被害はひどくなかった。

ちょっとライフライン止まったり、ちょっと余震を感じたりするくらいだった。そもそも地震の多い地域だったこともあって揺れには慣れてしまっていたので(それが危険)、全然深刻に受け止めていなかった。

しやがれで、嵐が黒いスーツを着て、まじめな顔して被災地へのメッセージを語り、♪果てない空 を歌ったとき。いつもの笑顔じゃない、かたい嵐さんだったのが寂しくて手紙を書いた。

「いつもの笑ってる嵐が好きです」

でも、時が経つにつれ、震災の被害の甚大さをテレビや新聞などで見ることが増え、わたしの体験と大きくかけ離れていることを知った。現実はもっと残酷で、冷酷で、恐ろしかった。

 

そんなことを知らずに、何事も無かったかのように楽しく日々を過ごしていたわたしと、わたしの知らない東日本大震災とのギャップに悩み始めたころだった。BLASTが開催されたのは。

 

 

挨拶で。

翔さんが、「もう…もうあんな悲しい思いしたくないから。」って言った。翔さんの声も表情も本当に切なくて、でもすごくやわらかくて、やさしくて。それを聞いて、胸がぎゅーって締め付けられた。

翔さんはZEROの取材とかで震災直後から被災地を訪れて取材してみんなの声を伝えていた。

傍から見れば「被災者」と言えるであろうわたしよりも、翔さんのほうがずっとずっとこの震災を自分の肌で感じていると思う。その翔さんが、あんなに優しい微笑みを湛えて、あんなに優しい声でそんなこと言うんだもん。

わたしはどんな思いでその言葉を受け止められただろう。

 

潤くんが、「みんな同じ空で繋がってる、僕らがいる、ファンのみんながいることを忘れないで辛いとき苦しいとき  生き抜いてほしいって、そういう思いでいたら同じ空の下に52000人と、みんなと過ごせてるのが本当に嬉しいです」って話してくれた。そう話す潤くんの表情がつらかった。同じ空の下にいる…って話していた震災直後の潤くんのラジオの声を思い出して苦しかった。

たぶん、嵐のほうがわたしよりもずっとずっと震災のこと考えてるし知ってるし、被災地のことを思ってくれてる。比べたって仕方ないのは分かってるけど、思わずにはいられなかった。

 

 

まだそのモヤモヤとか、わだかまりとかは消えてないけど、いろんなことを考えるきっかけになったと思う。

 

 

行ってよかった。行けてよかった。会えてよかった。踊ってる姿を見られてよかった。歌や話している声を聴けてよかった。宮城に来てくれてよかった。

 

わたしの初めてのコンサートは、わたしの地元で行われた、大好きな嵐のコンサートだった。それは、とても楽しくて あたたかくて  ちょっぴりチクチクしてしまう大切な記憶として、これからもわたしのなかにあり続けるんだと思う。

 

素敵な時間をありがとう。大切な思い出をありがとう。たくさん、ありがとう。

 

 

 

 

 

*1:翔さんのメンバーカラー

*2:「震災復興市」。被災地の人たちが出店をひらいて、牛タンとかアユとかヤマメとかいろんな食べ物を販売していた

*3:わたしが行った日は「嵐が来る(※嵐のコンサートはよく雨が降る)から念のため傘とか持ってきた人ー?」だった

 

2016.06.08

好き。ありがとう。(QUARTETTOとNEWSとわたし)【再掲】

先日、QUARTETTO宮城公演に行ってきました。

 

初めてのNEWSのコンサート

 

今さらだけど記しておこう、と思ってよく見たらまだ1ヶ月も経っていなかった。まじか。

 

 

先日ついにNEWSのFCに入会したんですけど、コンサートが決まった当時はまだ入っていなくて。好きになったばかりで、「いいな~わたしもNEWS魂行ってみたいな~」なんて言ってたら「一緒に行こう」とお誘いしてくれた方がいたので、お言葉に甘えるかたちでわたしも行ける運びになったわけです。(ほんとうにありがとう)

 

好きになったばかりのわたしが行っていいのかな、とか思っていたけれど、NEWSがいろんなところで「最近好きになった人にも楽しんでもらえるようなコンサートをつくる」という話をしてくれていたので、とにかく楽しもう!という気持ちで近づく"その日"を待ちわびていました。

 

 

 

 

 

 

それはとてもしあわせな空間でした。

 

紙吹雪のなかで優雅に舞い踊るシゲアキさんの美しさたるや…

 

 

 

4人の歌声が会場に響き渡った瞬間、たぶんトリハダたってた。ゾクゾクした。

 

 

席はアリーナ後方で、わたしは身長が低く、そのうえぺったんこの靴を履いていってしまったので、正直センステやメンステはあまりちゃんと見ることができませんでした。

 

 

でも、バクステがとても近くて。バクステにきてくれたときはもうほんとに、すぐそこ、すぐそこにNEWSがいた。4人がきらきらした笑顔でみんなのこと見てた。4人が優しい笑みを湛えて手を振っていた。それぞれが、とてもまぶしくて、やわらかくて、かっこよかった。

 

わたしシゲアキさんのことが好きなんですけどね

シゲアキさんもバクステのほうにきて、シゲアキさん、わたしの目の前で踊っていたし、目の前を通っていったし、ていうかわたしの目の前に加藤シゲアキがいるっていうこと自体もうなんていうか信じられない!!!!っていう感じだったんですけどまぁそれはおいておくとして。

 

シゲアキさん、アリーナ席に手を振ってたんですね。

位置的にはわたしの目の前だったけど、わたしよりちょっと手前の方の席を見ていたから確実に目は合っていない。なんだけど、その客席を見ていたシゲアキさんの顔がね、ふいにふわぁって笑顔になったんです。ふわぁ、って。とても優しくてやわらかくてあたたかい表情だった。あの顔、とっても素敵だったなぁ。きっとずっと忘れない 人間だから、その詳細までいつまでも忘れないなんてことは無理だとしても、あのシゲアキさんを見たときの感覚とか、こみ上げてくるなにかとか、それはきっと胸のどこかでずっと大切にしまわれ続けるだろうなって思った。そしてたまに思い出してあたたかい感情に包まれるんだろうな、って。なんてしあわせなことなんだろう

 

はじめて作ったうちわも、せっかく2ヶ月も前から準備していたのに どうやってアピールすればいいのか分からなくて、というかシゲアキさんがそこにいるという事実が現実のことに思えなくて、とにかくちらっとでも「シゲスキ」の4文字が彼の目に映ったらいいなと思って若干混乱したままうちわをシゲアキさんに向けてたんですけどね。

 

 

それから

 

 

 

 

言葉がおさないのはまだ余韻のなかにいたからですごめんなさい(笑)

でも、あの光景はとてもすてきで愛に溢れていたんだよなぁ

 

わたしの反対側、遠くの位置でシゲアキさんはトロッコに乗りながらスタンドに手振っていたんですね。わたしにはシゲアキさんの背中だけがみえたわけですけど。

彼がスタンドの客席に向かって、大きく手を振ると、その先にいる人たちも大きく手を振り返す。みんなペンラを持っているから、それが白い光の波となって揺れるんですよ。ツイートと重複してるけど(笑) ほんとに!なんだかそれ見てぐっときてしまいました。顔は見えないけど、きっとシゲアキさんもそこで手を振っていた人たちも、いい顔していたんだろうなぁって。あぁ、好きだなぁって。思った。

 

 

 

 

しあわせだったなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これQUARTETTOから一回話離れるんですけどね。

 

 

 

NEWSのこと好きになってから、「美しい恋にするよ」を見る機会があったんです。

 

めちゃくちゃ泣いた。もうなんかよく分からないけど、胸の奥がきゅぅって締め付けられた感じがして、涙が止まらなくて。

本編はよく分からないまま泣いてたんですけど。

 

シゲアキさんのコメント聞いて、また別の感情で胸が締め付けられたんですよね

 

「NEWSとファンって、結びつきが強いし。こんなに、あったかくて、アツいファンっていうのは、…分かんないけど、ほかのグループにはいないんじゃないかな。一緒に傷ついて、一緒にしあわせ作って、こんなふうに歩んできた、NEWSとファンの関係って、すごく…大変だったけど、すごい素敵な関係だと思います。これからも是非ついてきてください」

 

こう話すシゲアキさんがとても素敵なお顔してるんだよ~~~~~!とっても素敵なお顔してるの。でも、このときシゲアキさんが思い浮かべるNEWSのファンっていうのは、たぶん、グループの存続が危ぶまれたときでも一心にNEWSのことを信じ、愛し、待ち続けたファンの人たちなわけで。そのなかにわたしはいないわけで。

2012年に行われたコンサートなんだから、わたしがそれを見たのは3年後なんだからそんなの当たり前なのは分かっているんだけど、なんだか悲しくなっちゃって。

 

わたしがNEWSという存在をある程度しっかり認識したのは2014年の秋だったと記憶していますが、それまでは全く知らなかったんですよね。別にNEWSだけ知らなかったわけじゃなくて、ほんとに嵐以外の何も知らなかったんですけど。ドラマもJ-popもまわりで流行ってることも、何も知らなかっただけなんですけど。

2011年当時も、「山Pがグループやめてひとりで活動するらしい」くらいの認識でしかなくて。

 

でもそのときわたしが知らないところでNEWSもファンもいろんな想いを抱えていたのかな、苦しんでいたのかなって思ったり。

そのときのNEWSやファンのことそれ以前のNEWSやファンのことをわたしは何も知らない。

ちょうど当時、現代文で「脱中心化」というのを習ってたんですけど。

たとえば「脱中心化」が可能になって、彼らの苦しみを知り、理解し、共有することと、このままずっと、想像することしかできなくて、ただ画面の向こう側で笑っている彼らの痛みを知ることさえできないのとでは、どっちの方が苦しいんだろう。

わたしは「わたし」というフィルターを一生外すことはできなくて、それは誰しもが同じことなんだけど、"そのとき"を知らないわたしは「わたし」というフィルターのなかで、わたしの持ちうるすべての誠実さをもって彼らの当時にも向き合いたい、って思っていたんですよね。

 

でもね、無理だった。

どれだけの誠意を持っていたって知らないことは知らないし、理解しようとしたってできない。知れた、と思えるほどの情報を集め、ひとつひとつに向き合って、考えて…っていうのは、わたしにはできなかったんですよ。仮に少しでもNEWSのことを知っていたならまた違ったのかもしれないけれど。

それに何より、"いま" "この瞬間"に彼らが前向きに一生懸命活動していて、楽しいことを届けてくれているんだから、それをちゃんと受け取ることのほうが大事だなって思ったんですよね。

 

だから、苦しみながらむやみに昔のことを知ろうとするのはやめちゃいました。

おかげで、「誰のどこが何をきっかけにどう変わった」とか全然分からないんですけど。笑

でも、こんなこと言ったら怒られちゃうかもしれないけど、昔の成亮さんの動画見てるとどれもほんとうに苦手なんですよね。たぶん、その当時に出会っていたら、わたしは彼を好きにならなかったと思う。*1

だから、わたしがNEWSを好きになったのが、わたしがNEWSを好きになったタイミングでほんとうによかったなぁって。

シゲアキさんのこと好きになれて、QUARTETTOに行けて、NEWSとシゲアキさんのことを間近で見られて、この上なくしあわせだったなあって。

 

 

そんなことを思いました。

 

これからも是非ついていきたいです

 

 

 

すてきな時間を、すてきな思い出を、ありがとう

どうかご自愛くださいね

 

 

ありがとう

*1:でも加藤成亮がいたからこそいまの加藤シゲアキがいるわけで、加藤シゲアキだっていまでも紛れもなく加藤成亮であるから、それはとても不思議な気持ちになる

 

2016.05.30

#いいねの数だけ好きな曲について語る

どうも。

 

わたしです。((

 

(中略)

 

1.PIKA★★NCHI DOUBLE/嵐

2004年に発売された嵐の12thシングル。嵐主演映画『PIKA☆NCHI LIFE IS HARD だけどHAPPY』の続編である『PIKA★★NCHI DOUBLE LIFE IS HARD だからHAPPY』の主題歌。

映画のイメージもあってか、青春!って感じがしてとても好き。歌詞の青さに共感します。大人と子供の狭間って、とても微妙な時期だと思っていて、これまで「当然のこと」だと思っていたことが当然じゃないと知ったり、いろんなことで悩んでつらくなったり、永遠なんてない/これまで永遠があると思っていた、と気づいたり・・・どうしてもいろんなことを考えてしまうんだろうなと。わたしもいまそんな時期を生きているんだろうなって思います。だから勝手に共感してしまいます。

この曲に限らず、わたしは“無常観”だったりそれに対する“儚さ”“切なさ”がとても好き。似たようなことを、♪miyabi-night/嵐♪5×10/嵐 も挙げてこちらの記事に書いていたので一応貼っておきます。

 

https://chimaaaaa.hatenablog.com/entry/2019/12/27/170049

2.Believe/嵐

2009年発売の嵐25thシングル。櫻井翔主演映画「ヤッターマン」の主題歌。

この曲はわたしの部活テーマソングです。高校のときに放送部に所属していて、自分で取材して原稿を書いてアナウンスメントしたり、取材したことをもとに番組を制作したりしていました。ときに全然進まなくて、うまく書けなくて、きついなぁ、つらいなぁと思っていたけれど、そのときはBelieveを口ずさんで自分を鼓舞させていました。

特にお気に入りだったのが

そう 誰かがきっと待ってる
伝えたくって待ってる
どこまでも続いてゆく道で

という、2番のサビの部分。

何かを伝えたい誰かがいるなら、わたしが取材して原稿にしてアナウンスメントすることで、その思いを届けるお手伝いができるんじゃないか。途中で投げ出したら、わたしに思いを託してくれた方に申し訳ない。わたしの声で、その人の思いを多くの人に届けよう。そう思えました。とても支えになった、大好きな曲。

 

 

3.Bolero!/嵐

2015年に発売された嵐の14thオリジナルアルバム「Japonism」収録曲。

こちらはわたしの受験テーマソング。高校3年生の秋、受験期まっただ中!毎月センター模試!勉強勉強~!みたいな時期に発売されたのがこのアルバム。このCDを最初に聴いたのも、一日模試漬けにされて頭も体も疲労困憊、そんな試験会場からの帰り道でした。Japonismだっていってんのにめっちゃテーマから離れてるね!?笑 って思いながらこの曲を聴いていました。聴いていたけれど・・・

応援歌だった。わたしにとって大切な応援歌だった。

 

胸に潜む 弱さをサッと蹴飛ばし
描いた 夢に 勇敢に 果敢に突き進め
 
駆け抜けろ 夢の果て そこで祝福を待て
お前が輝くまで この歌は鳴り響く
惚れろ!惚れろ!いつも俺ら ついてんぞ!
恐れんな くじけんな You can go whenever you wanna go!
駆け抜けた その先に 道が続いていたって
何度でも走り出せ お前は独りじゃない
吠えろ!

 

この頃わたしは、入試でレポートを書かなくてはいけなくて、期限が迫っているのにうまく書けず疲れてしまっていました。投げ出したいって何度も思いました。そんな中この曲を聴いて、とても勇気づけられたんです。

お前は独りじゃないんだぞ、いつも俺らがついてんぞって嵐さんに言ってもらえることがどれだけ支えになったか。 

試験は面接で、これまで調べてきた内容について説明したり質疑応答したりしなくてはならず、当日までに十分な準備ができなかったのではないかと不安を感じていました。でも、本番直前まで聴いて「恐れんな。くじけんな。You can go whenever you wanna go!」と自信を持たせました。なんとか合格することができたのも、この曲が支えてくれたことが大きな要因だったと思います。嵐さん、ありがとう。

 

 

 4.Hey Yeah!/櫻井翔

2014年に発売された嵐の13thオリジナルアルバム「THE DIGITALIAN」収録曲。

大学進学に伴い、親元を離れたときにたまたま聴いたこの曲にとても励まされました。いや~「小さいことなんか気にしないで宇宙から見ようぜ!」な翔さんかっこよすぎでしょうよ・・・宇宙・・・そっか宇宙か・・・(˘ω˘)

 

”過去も未来も今もみんな自分”

 ”僕らどこにでも行けるよ"

そうだね・・・その通りだよね・・・

 

でもやっぱり一番好きなのはラップ。

 

悩みは尽きず of all time
すべてが順調などそうない
your life と俺だって同じさキョーダイ
say オーライ“オーライ” yeah 
いつでもそばにいるから大丈夫
hi-ho! I'm your 相棒!!

 

また翔さんがそばにいてくれてる。慣れない環境で不安だったけれど、翔さんがついててくれたら大丈夫だろうなって。根拠のない自信だけど、そう思わせてくれた翔さんには心から感謝です。ありがとうm(_ _)m

翔さんだってわたしの人生/生活と同じなんだって。そう言われると、多少の差はあるにしても、何かに悩みながら生きているのは同じなんだなって。じゃあわたしも頑張らないとなって、思えました。相棒だなんて恐れ多いけど、いつでもそばにいてくれてありがとう

 

 

5.Greedier/NEWS

2013年に発売されたNEWSの5thオリジナルアルバム「NEWS」収録曲。

この曲を全然知らないときにたまたま耳にしました。もうイントロがドンピシャで好きすぎて、急いで曲名を調べて。当時たくさん借りてたNEWSのアルバムのなかにあったので、すぐにウォークマンに取り込みたくさん聴きました。この曲を聴いてると、「あぁ、愛されてるなぁ」って気持ちになります。なんでだろう・・・

メロディーも4人の歌声もとても耳に心地よくて、いつも寝るときに流しています。

 

 

月は ふたりを見守る
 まだ触れている その横顔と
細い肩を 抱きしめたら
胸が鳴った yeah
I love you 君の笑顔ずっと見ていたい
そんなふうに思ったら
I'm just a little bit greedier now

 

え~~~~~すごい愛されてる・・・・・・・・・好き・・・・・・(語彙)

 

いまこの曲を少し調べてたら、編曲をされた中西亮輔さん、ここ数年のシゲアキさんのソロ曲やNEWSの♪君がいた夏、♪BYAKUYA、♪永遠、♪Wonder、テゴマスの♪Chu Chu Chu!など、今回挙げなかったけれどわたしがとても好きな曲の編集も担当されていることを知ってびっくり。

 

この砂浜の先のどこかに、ふたりだけが朝を迎える場所があるんだなぁって思いながら寝たらとても寝付きがよくなりました。ホントです

 

 

 

 

 

こうやって見ると、わたし嵐にすごく支えてもらってるなぁ・・・

 

 

普段好きだなぁ~~って思いながら聴いていても、こう改めて文章化すると、その曲に関する思い出だったりどうして好きなのかだったり、あるいは自分で思っている以上に好きなんだなってことに気づけてとても楽しいですね。

 

遅くなったけど無事書き上げられてわたしとしては大満足!!!楽しかった!!!

 

2016.05.24